第1回国際シンポ 「共同事実確認の可能性: 政策形成における科学的情報の役割」
2012年3月6日に、iJFF第1回国際シンポジウム「共同事実確認の可能性: 政策形成における科学的情報の役割」を東京大学山上会館大会議室において開催しました。
当日は多数の一般参加者にご参加いただき、共同事実確認プロセスの必要性について理解を深めていただきました。具体的には、iJFFプロジェクトの概要を紹介した後、米国における実践について第一線で活躍されている方々(連邦政府元高官とNGO代表)からお話をいただき、パネルディスカッションを通じて、日本における共同事実確認手法の導入の課題について議論を深めました。
プログラム(各講演の速記録をご覧になれます):
- 9:30 - 9:40
- 開会挨拶
森田 朗(東京大学大学院法学政治学研究科 教授)
(科学技術イノベーション政策のための科学 研究開発プログラム総括) - 9:40 - 10:00
- 基調講演(ビデオプレゼンテーション)
Joint Fact-Finding and Collaborative Adaptive Management
ローレンス・サスカインド(マサチューセッツ工科大学教授) - 10:00 - 10:30
- 基調講演
Science and Policy: Better Decisions through Joint Fact-Finding and Collaboration
リン・スカーレット(Resources for the Futureシニアフェロー、アメリカ合衆国内務省元副長官) - 10:30 - 11:00
- 基調講演
Humble Inquiry: The Practice of “Joint Fact Finding”
ピーター・アドラー(Accord Group、Keystone Center元CEO) - 11:15 - 11:35
- iJFFプロジェクトについて
松浦正浩(研究代表者、東京大学公共政策大学院特任准教授) - 11:35 - 12:15
- パネルディスカッション
〔講演者〕リン・スカーレット、ピーター・アドラー
〔パネリスト〕
城山英明(東京大学大学院法学政治学研究科 教授)
平川秀幸(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター 准教授)
松尾真紀子(東京大学公共政策大学院 特任研究員)
(司会:松浦正浩)