月別アーカイブ: 2014年8月
第3回国際ワークショップ 開催案内【終了しました】
こちらのイベントは終了いたしました。ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございます。結果報告は後日掲載いたします。
「共同事実確認」のこれから:政策形成の実践へと着実に引き継ぐために
Joint Fact-Finding for the Future: Applying lessons to the practice of policy-making
日時:2014年9月30日(火) 13:00~16:30
場所:東京大学本郷キャンパス 福武ラーニングシアター
日英同時通訳つき、参加無料
iJFFプロジェクトは、共同事実確認(Joint Fact-Finding)プロセスの制度化を日本の政策形成の現場で試みる3年間のアクションリサーチを終えようとしています。ふりかえってみると、私たちのプロジェクトは、政策形成と科学的情報・エビデンスを接続するうえでの、さまざまな課題を経験的に学びました。一方、科学にかかわる公共政策論争を解決したり予防したりするうえで、共同事実確認の思想が大きな役割を果たす可能性を見出しつつあります。
今回の最終ワークショップでは、科学的エビデンスが公共政策の議論において果たす役割に関して、私たちの経験や国際的な最新動向に基づくプレゼンテーションやディスカッションを展開し、根拠に基づく政策(evidence-based policy)の実践の未来を模索したいと思います。
プログラム:
13:00 ? 13:05 開会のご挨拶 松浦正浩(東京大学公共政策大学院 特任准教授、研究代表者)
13:05 ? 13:15 「RISTEX科学技術イノベーション政策のための科学について」
森田朗(国立社会保障・人口問題研究所 所長、RISTEXプログラム総括)
13:15 ? 13:45 「共同事実確認と解決しがたい政策問題」
Joint Fact Finding and the Stubborn Policy Problem
Peter Adler (Accord 3.0 代表)
13:45 ? 14:15 「エビデンスは過去のもの、政策は未来のもの:構築的TAなどの共同調査の方法」
Evidence is about the past, policy is about the future:
Constructive TA and other ways of joint inquiry
Arie Rip (University of Twente 教授)
14:30 ? 15:10 iJFFプロジェクト成果報告
松浦正浩、馬場健司(東京大学公共政策大学院 客員研究員)、
松尾真紀子(同 特任研究員)、高田百合奈(同 特任研究員)
15:15 ? 16:30 パネルディスカッション
パネリスト: Peter Adler, Arie Rip, 森田朗
平川秀幸(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター 教授)